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ラブライブサンシャイン劇場版の感想 (3回目)

3回目、観てきました。記事公開が遅れたのでしばらく前ですが…。

  • 前回の後、ネットで、ラストのイメージシーンで9人で歌っている件を是とする意見をいくつか見たわけだが、やっぱり、ロジックとしては理解するが、自分の感覚的にはわかりにくいというか、6人での新たなスタートという物語を、その外からの要請でねじ曲げてしまった感じが拭えないんだよなぁ…。
  • というか、僕らの走ってきた道は、ストーリーから切り離されてしまっているミュージカルシーンになってるんだから、これを冒頭に置かずに、ラストに置けば、6人のスタートのはずの歌を、結局9人で歌うことにせずに済んだのでは…。まあ、ラストに置くなら、衣装はスカジャンっぽいやつじゃなくて、なんか別のにしないとアレだろうけど。
  • 序盤の、曜が月から電話を受けて?喫茶店の外で話しているところ、そこから他のメンバーに連絡せずにどこかに移動しているあたり、最初の時点で他のメンバーがいることに気づいていたってことだよね、きっと。
  • 静真高校での最初のライブの前、やっぱり、千歌は「みんないるよ」的な台詞をしゃべってるよね…。字面だけなら、映画のラストのところと同じ内容を言ってるけど、バックグラウンドというか、内面のバックボーンというか、そういうところがこの時点ではなくて、このライブは失敗してしまう、と。
  • で、Saint Snow が沼津に来て、それぞれの3年生が抜けた後についての悩みなり苦悩なりの一端が見えて、その後、結果論的に、Aqoursはその問題の解決のためにイタリアに行くわけだが、3年生の卒業旅行先ってイタリアである必要ない、というか、やっぱり、ここに鞠莉の母親の件を混ぜ込む必要は無かったんじゃないかと思える…。
  • しかし、理亞、姉妹でやっていた Saint Snow を終わりにして、新しいスクールアイドルを始めるって、憧れや目標はA-RISEのはずが、やってることがμ'sになってるよ。そういう意図は無いんだろうけど。
  • Believe again, こういうわかりやすい打ち込みな感じの曲はわかりやすく好きだなぁ、と3回目でも思う。まあ、自分としては、この曲のライブのまわりのくだりが、いちばん気持ちが乗っかるしなぁ。
  • ラストの沼津駅前のライブの前日、浦の星に行って、ちゃんと閉まっていなかった校門を、学校の敷地内に入ったりせずちゃんと閉めるシーン、きちんとこれまでに区切りをつけて、新たな一歩を踏み出す意図に見えて、ますます、この後のライブで、卒業した3年生がイメージシーンでも出てきてはダメなんじゃないか、という思いを持つことに。
  • ラストの紙飛行機、どうやら、Aqoursが0票だった結果の表の紙で作ったものだったっぽい。
  • 展開がいろいろなところに行って気持ちが乗りきれないところがある反面、だからこそか、観ることにだれてしまうところはあまりない感じはあるので、そういう意味では、この映画の展開は悪くないのかもしれない。